IQを高めるために妊婦さんが今すぐできること

「生まれてくる赤ちゃんには元気で賢く育って欲しい」思いは、すべての親の共通の願いですよね。賢さの尺度として、IQ(アイキュー=知能指数)が有名です。

IQは生まれてから得た知識や経験で決まる数値ですが、その良し悪しを決める脳力はママのお腹の中にいる時からすでに育まれていることはあまり知られていません。

胎教に興味があり、生まれてくる赤ちゃんに賢く育ってほしいと願う親御さん、ゼヒこのページをじっくりと読んでみてください!

まずは知っておきたい脳の発達のコト

世の中では、勉強ができる人のことを「頭が良い」と呼びますよね。俗にいう頭の良さは、認知力(知覚・判断・想像・推論・決定・記憶・言語理解など)が高さによるもの。つまり、脳の機能が高いってことです。

脳機能は、60歳になっても発達する(脳細胞は減るけど細胞同士のつながりが強くなる)ことが研究で分かっていますが、命の時間の中でイチバン発達するのがママのお腹の中にいる頃。妊娠4~7週には脳が作られてからグングン発達していき、生まれる時には、すでに成人と同じ脳ができあがります。

知力の発達は、脳ができたころから始まります。そして、3歳までが人生の中で脳の発達のピークで、脳の80%は完成されるんですね。

オメガ3脂肪酸でおなかの赤ちゃんが賢くなる事実

脳に良い成分で有名なのがオメガ3(オメガスリー)脂肪酸。正確にはαリノレン酸と呼び、人体に欠かせないけれどもカラダでは作れず、食べ物から摂取しなくちゃいけない必須脂肪酸の1つです。このオメガ3に、脳の発達を助ける役割があることが医学的に解明されています。

胎児は、母親と栄養を共有していてママが食べたものはへその緒を通して赤ちゃんが受け取ります。オメガ3脂肪酸も例外なく、へその緒から赤ちゃんに届けられて脳の発達にしっかり活用されています。

でも、本当にオメガ3に効果があるのか疑問を感じますよね。オメガ3が人体に有意であることは、厚生労働省と消費者庁も認めています。

厚生労働省「統合医療」情報発信サイト
平成24年4月25日消費者庁発表「食品の機能性評価モデル事業」結果報告

他にも、海外の医学誌にも発表され当たり前の事実になっていますし、発達障害児はオメガ3脂肪酸が少ない傾向にあることも分かっています。裏付けるように、自閉症の人にオメガ3を摂取してもらったら、言語・学習・社会性などの分野でスキルが向上したとの結果も報告(ウィーン大学医学部)されています。

余談ですが、網膜の発達にも欠かせない成分でもあるんですよ。目が良くなると動体視力も良くなるので、スポーツで成績を残しやすくなると海外からの研究報告もあります。こちらのサイト(英語)では、実験をした結果が公表されています。

この実験の概要
テニスをしたことがない10~12歳の29人の女の子を対象に、テニスの運動能力16週間のテスト。 オメガ3を摂取したグループとしないグループに分けて調査した結果、オメガ3を摂取したグループの方が成績が良かった。

妊娠中に母親が食べたものが子供(胎児)の遺伝子に影響するとも言われています。賢い脳づくりは、妊娠と同時に始まっているといっていいほど。生まれてからも脳は発達するので、母乳を通して赤ちゃんにオメガ3必須脂肪酸を届けてあげたいですよね。

不妊対策と早産リスクを減らす働きもあるんです

オメガ3には、妊活中や妊娠中の女性にとってもウレシイ働きが2つあります。不妊対策と早産リスクの低減です。

どうして不妊対策になるの?

オメガ3には、子宮血量を増やす働きがあります。子宮に血がたっぷり流れ込むと、子宮が厚く温かくなり着床しやすくなります。不妊の原因の1つに子宮が薄く冷えていることが挙げられているので、妊活向けの成分と言えるんですよ。しかも、卵子の質が高まることも外国の研究で分かっています。

子宮つながりでもう1つ。不妊・妊娠とは関係ありませんが、生理痛(月経困難症)の緩和にも役立ちます。生理痛はホルモンバランスの崩れが原因で、具体的には、オメガ3とオメガ6のそれぞれが分泌を促すホルモンの量によって生理痛の有無や痛さの度合いが変わってくるんですね。

オメガ6が多いと、プロスタグランジンというホルモンがたくさん分泌されて、子宮がぎゅ~っうと締め付けられるため、生理痛が強く痛くなります。

一方、オメガ3は炎症を抑えるホルモン分泌を助けるし、摂取によってオメガ6の量が相対的に少なくなるので生理痛対策になるんですよ。

※オメガ6はリノール酸と呼ばれ、植物油に含まれています(私たちの生活で多く摂取されているのが、一般的なサラダ油です)。

どうして早産リスクが少なくなるの?

外国で約9,000人の妊婦さんを対象にした、オメガ3と早産と胎児の体重の関係性を調べた研究があります。これによると、摂取量が少ない女性ほど、早産だったり未熟児を出産するリスクが高かったそうです。

オメガ3はどのくらい摂ればいいの?

平成23年国民健康・栄養調査報告(厚生労働省発表)によると、1日の摂取量は妊婦・授乳婦で1日9グラムが推奨されています。これなら、母乳への分泌も期待できる量であると公表されています。

しかし、日本人のオメガ3(n-3系脂肪酸)摂取量は慢性的に不足しています。なぜなら、オメガ3は青魚(サバやサンマ)に含まれるDHA・EPAという成分やエゴマ油に含まれているから。魚から肉への食生活の変化により、赤ちゃんを賢く育てる成分を知らないうちに摂らなくなってしまっていたのですね。

9グラム摂ろうと思ったら、サバ缶(水煮)を毎日1缶食べなくちゃいけません。結構なハードルですね。。。しかも、妊婦さんにとってツライつわりも、オメガ3が不足する原因の1つになっています。

なので、母子手帳に摂取を推奨されている葉酸とオメガ3が一緒に摂れるサプリを活用している先輩ママさんもいるんですよ。

知能指数が高く賢いと、母親としては自慢の子供ですよね。でも、子供自身にとっては将来の職業選択の幅も広がるだけじゃなく、社会に出てから「あの人はデキる人だな」と周りからの評価項目にもなります。

オメガ3脂肪酸(アルファリノレン酸)が赤ちゃんの知能に影響を与えることはあまり知られていないので、これを読んで少し驚かれたかもしれませんね。ちょっとした心がけから、大切なお子さんの将来が決まるかもしれないので、気になるなら今日からオメガ3の摂取をスタートしてみるといいかも。

世の中には、賢くて損をすることはありませんから。

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